隣接面う蝕
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は虫歯治療から隣接面う蝕についてです。
歯と歯の間にできる虫歯を隣接面う蝕と言います。
症例を見てみましょう。
症例1
隣接面から齲蝕が進行し穴が開いています。
歯の形は保たれていますが、色が黒く変色し歯冠全体が齲蝕になっている事がわかります。
症例2
隣接面でも歯茎部に近い部分から齲蝕が進行しているケースです。
側面から見ると齲蝕が大きく歯がえぐれています。
隣接面齲蝕の発生はマイクロクラックからと言われています。エナメル質のバリアが壊れると齲蝕が発生します。小さいうちに処置すべきです。
2つのケースとも虫歯が大きく神経を取る必要がありました。
神経は健全な歯質の厚みが薄いと難しい場合が多くなります。