タンパク質分解型除菌水の効果(POICウォーター)
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は前回に引き続きタンパク質分解型除菌水の効果を見てみます。
ミートソースのパスタで簡単な実験をしてみました。
お皿の表面についたパスタの汚れをどのくらい綺麗に落とすかみてみましょう。
①お皿とジップロックを用意します。
②パスタを盛り付けます
③食べます。比較的ツルツルの表面をしたお皿ですが、表面に汚れがついているのがわかります。
④ジップロックの中にお皿を入れて15秒攪拌します。
少しアップにしてみます。
ポイックウォーターで攪拌した方が表面の汚れが少ないのがわかります。
この後にお皿を洗うのであれば、ポイックを使用した方が簡単に落とせます。
天然歯や、セラミックの表面は今回のお皿のようにツルツルしていますが、
金属は汚れを引き寄せやすいので汚れがついてしまいます。
また、食べてすぐのお皿を攪拌しましたが、歯を磨くまで時間があるともう少し強固に汚れが付着します。ポイックウォーターはタンパク汚れに効きます。
実際、ポイックウォーターで洗口しその後にポリリン酸のジェルを使用しないと
歯の表面が着色します。歯の表面にある獲得被膜という有機膜にも効いているためです。
ポイックウォーターを使用する事で、プラークが浮いた状態になるので、ブラッシングによよる清掃も容易になります。
細菌にも効くので、口腔内ケアとして非常に有効です。
細菌への効果については後日書きたいと思います。
ポイックウォーターを使用した口腔内ケアについてはスタッフまでご相談ください。
投稿日:2022年8月21日 カテゴリー:予防歯科, 歯周病