セラミック修復とメタル修復
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
金属で治すかセラミックで治すか迷うという質問を多く受けます。
セラミック修復は接着修復なので、そのメリットとして、虫歯の侵入を防ぐことができるという点があります。セラミック修復はセメントの劣化がないので、虫歯の発生という点ではメタル修復よりも有利なのです。
また、セレックを使うことで1日でセラミック修復が可能です。これにより歯面の汚染が最小限で済みます。一般的に印象材で型を取る場合、出来上がるまで仮づめの蓋をしますが、時間がかかればそれだけ歯面の汚染があります。接着には不利です。
症例を見てみましょう。
メタルインレーが浮いています。セメントが劣化してくるとこのように浮いてきます。
外してみます。
内面がセメントの劣化でう蝕になっています。このようにセメントの劣化で辺縁の封鎖が不良になると、内部にう蝕が進行します。
セラミック修復を選択すべきだったと思います。
投稿日:2023年6月28日 カテゴリー:審美歯科, セレック(CEREC)