ボツリヌス療法
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は顎関節症の分野からボツリヌス療法についてです。
顎関節症の筋肉に障害が出るタイプの場合、咬筋の過緊張を取ることが有効になる場合があります。
成長期を過ぎれば、咬筋の過大な力は有害になる場面が多く、スプリントである程度まで是正できますが、咬筋自体の筋力をコントロールすることで原因に直接アプローチすることができます。
審美的な目的で使用することがよく知られていますが、歯科では筋肉に対するコントロールで使うことが多くある治療法です。
歯科では保険収載されていないので、自費治療となりますが、有効な治療法です。
私自身もI型の顎関節症なので、開口練習、スプリントと合わせて行っています。
投稿日:2023年6月27日 カテゴリー:顎関節症