なかなか治らない口内炎
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から口内炎と腫瘍の鑑別についてです。
なかなか治らない口内炎は腫瘍の可能性があります。
概ね2週間を目安にして、治らない口内炎は注意が必要です。
症例です。
上顎の歯肉に口内炎が出来ています。
診断を出すために病理検査が必要です。
舌癌など、腫瘍の可能性が高い場合は、組織検査を早急に行うべきです。
口内炎は診断が難しいと思います。
なかなか治らない場合は悪性腫瘍の可能性があります。腫瘍は無秩序に細胞が増殖しますので、軟膏を塗布しても少し小さくなることがありますが、無くなる事はありません。組織検査が必要な場合もあるので、気になる場合は受診してください。
投稿日:2023年6月22日 カテゴリー:口腔外科