2次カリエスの症例
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は虫歯修復の分野から2次カリエスの症例についてです。
2次カリエスとは、治した所が再び虫歯になることを言います。
金属修復では多くのケースで2次う蝕が発生しています。セメントの劣化によるものです。
症例です。
パラジウムインレーの辺縁が欠けています。このように金属のインレーは歯を割ります。
インレーを外してみると、虫歯になっています。
黒くなっている所が虫歯です。
虫歯を除去します。
黒い部分を取ってもまだ虫歯の残存があるかもしれないので、
虫歯が取れたかどうかは齲蝕検知液で判断します。
ピンクの部分が虫歯です。
ピンクに染まった部分をとって治します。
パラジウムインレーは外すと大小の差はありますが、このケースのように虫歯になっています。
接着性のセメントを使用するセラミック修復を検討するのも大切です。
せっかく治すのであればマテリアルは検討すべきです。
投稿日:2023年8月16日 カテゴリー:むし歯修復