親知らずの歯肉弁切除
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は口腔外科の分野から親知らずの歯肉弁切除についてです
親知らずが腫れてしまって抜歯を行わない場合、
親知らず周囲の環境を改善し清掃性を高める事が必要になります
症例です
写真一番左側が親知らずです。
親知らずに歯肉が被っていて歯の半分が隠れています。
このような場合、歯肉と歯の間に細菌が繁殖し腫脹を繰り返す事があります。
歯肉を切除して、歯冠部分を出して清掃性を高めておく事が必要です。
親知らずは歯の移植に使うことができるケースもあり温存しておくメリットもありますが、清掃が難しい場合は抜歯を選択する事があります。
ただし、親知らず周囲の歯肉は厚いことも多く、歯肉切除しても腫れを繰り返すことがあります。このような場合は抜歯を検討しないといけません。
投稿日:2023年10月10日 カテゴリー:口腔外科