顎関節症の開口練習はリハビリ
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は顎関節症の分野から開口練習についてです
開口練習は病態によって対応方法が違います。開口練習が有効なケースが多いですが、開口練習をちゃんとしてもらえない場面に遭遇します。「痛みがあって動かす事が心配」という理由が多いのですが、病態に応じて目的があって行いますのでしっかり取り組んで欲しいと思います。
開口練習は練習とは言ってもリハビリ的な要素が強く、痛い所まで頑張って動かす事が大切です。もちろん炎症が急性期であったり、安静にした方がいい場合もあるので、病態に応じて行わないといけません。
開口練習の目的は可動域を広げるという事も大切ですが、関節周囲の軟組織をしっかり動かす事が大事です。普段から関節の可動域を大きくしておくことが大切です。
初期治療として重要ですので、状態を考慮して進めてください。
投稿日:2024年1月17日 カテゴリー:顎関節症