歯科用CT
歯科用CTとは
これまでの歯科臨床はレントゲン撮影により診断を行う事が通常でした。単純なレントゲン撮影では3次元の構造を2次元に押し付けているような物で、わからない部分が多く存在しました。
歯科用CTの出現により、3次元での解析が可能となり、従来の2次元のレントゲンではわからなかった病態を把握できるようになりました。圧倒的な情報量があります。
歯科用CTが有効なケース
1.インプラント術前診査
インプラント術前のインプラント埋入シミュレーションや、術後のインプラント埋入位置の確認、骨の変化を把握できます。
2.根先性歯周炎
瘻孔(フィステル)の原因歯の特定、骨の破壊の状態を診断できます。
3.歯根嚢胞
病巣の広がり、骨破壊の程度が把握できます。
4.歯根破折
破折線の走行状態が確認できます。
5.親知らず・埋伏歯
下顎管(下歯槽神経)や上顎洞(副鼻腔)との関係がわかります。
6.上顎洞炎
上顎洞粘膜の状態、炎症の状況が診断できます。
CTが有効な代表的なケースを紹介しました。歯科用CTは医科用のCTに比べ低被爆で検査が可能で、保険導入された診断項目もあり経済的な負担も軽減されます。 病態を確実に把握でき、診断だけでなく、予後や治療方針の立案についても多くの情報をもたらしてくれます。
医院様向けCTの撮影について
さくま歯科では歯科医院様を対象に歯科用CT撮影を行っております。
4×8cmの部分解析のみ行えます。
歯科医院用CT撮影の依頼方法
1.撮影予約
必ず撮影予約を取ってください。
TEL:0422-20-8447
撮影可能時間 | 月、火、金、土 | 9:30~13:00、14:00~18:00 |
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水 | 9:30~13:00、14:00~17:00 |
2.撮影依頼書の作成
「依頼書および同意書」をダウンロードして、必要事項を記入し、撮影当日患者さんに持参させてください。
3.撮影当日
時間厳守でお願いします。撮影は約20分です。
費用は全額自費扱いになりますので、貴医院で十分な説明を行うようお願いします。事前の説明が不十分な場合、撮影が出来ない事もあります。
撮影料金について
部分解析 | 4×8cm(横×縦) | ¥10,000 |
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※別途消費税がかかります。
CTデータの引き渡しについて
撮影当日患者さんへ手渡しか宅急便でのお届けとなります。
One Data Viewer, One Volume Viewerです。専用のソフトがなくてもパソコンで閲覧が可能です。DICOMデータがご希望の場合も対応が可能です。
CTの撮影で知り得た個人情報はプライバシーポリシーに基づき慎重に管理いたします。